治大国若烹小鮮
本会議場で感じたこと(2)
今日の代表質問で「これはやってはいけないんじゃないか?」と思ったことが一つだけありました。
それは自民党の西村議員の質問の最中のことでした。厚生労働大臣を揶揄、批判したわけです。勿論、論戦ですから揶揄、批判するのは自由です。別にそれ自体を非難するつもりはありません(内容については私も反駁したいところが多々ありましたが)。しかし、西村議員の代表質問の答弁要求大臣に厚生労働大臣は含まれていなかったのです。ということは、厚生労働大臣からすれば、一方的に揶揄、批判されるだけされて、答弁で反論する機会がなかったわけです。
これでは討論になりません。誰かを批判するのであれば、その批判に対する反論の機会がきちんと提供されなくてはなりません。でなければ、無責任な言論の垂れ流しになってしまいます。まあ、そういうのを鷹揚に聞き流すことも大事なことかもしれませんが、聞いていて非常に気分が悪くなりました。
論戦、大いに結構です。しかし、それは「論戦」になっていることが前提です。その大前提を欠いていた質問だったように思えましたし、自民党総裁選に名乗りを上げた方でもあるが故に、その手法に残念なものを感じました。